河合神社

こんの観光情報 No.7

知って得する!?
京都のことわざ

2018.8.22

こんにちは!こんです。
京都って独特の言い回しや言葉が多いですよね。
今回は、知って得する!?京都のことわざをほんの少しだけご紹介します!
 
 

1 鴨川の水で顔を洗うときれいになる。鴨川の水を産湯に使うと美人になる。

 

京都の人の水に対する信仰や、京都の水のすばらしさをたたえています。 
 
 

 2 京はお口のべっぴん

べっぴんは美人の意。
京ことばの上品さや奥ゆかしさを褒める一方で、そうはいっても上辺だけで実がなく、何か裏があるのでは……と、ちょっと疑った言葉です。
なんとも京都らしいですね(笑)
 
 

 3 清水の舞台から飛び降りる

 

これは有名ですね!
清水寺の本堂は崖の上に建つ勇壮な舞台造。
その舞台から飛び降りること、すなわち死ぬつもりで一大決心をすることをいいます。
 
ちなみに、清水寺の舞台から飛び降りた人の生存率は約85%と、案外高いんですよ〜。
だからといって、飛び降りたりしないように!
 
 

 4 稲荷詣でに愛宕(あたご)詣で

 

私の住んでいる伏見稲荷大社に関することわざも、実はあるんです!
雲がお稲荷さん(伏見稲荷大社)の方に行くと晴れ、愛宕さん(愛宕神社)の方に行くと雨になる、ということ。
 
ちなみに、愛宕神社は右京区にあるので、伏見稲荷大社から見て北西の方角。
昔の人は、雲の流れを見て天気を予測していたんですね〜。
 
 

 5 白川夜船(しらかわよふね)

 

知ったかぶりをするたとえ。
また、ぐっすり眠ること。
「しらかわよぶね」ともいいます。
白川は鴨川へ注ぐ川幅が狭く、浅い清流で船などが通れない川。京へ行ったことのない人が、白川を船で通ったけれど、ぐっすり寝ていたため分からなかった、と答えたことによります。
あるいは地名の「白河(川)」を聞かれて、川の名前と勘違いして、夜船で通ったけれど寝ていて分からなかった、と答えた笑い話によるとも。
 
 
 
ことわざって、いろいろな説があるからおもしろいですよね!
 
いかがでしたか?
今回はたくさんある京都のことわざから、5つご紹介しました!
まだまだたくさんある京都のことわざ。また別の機会にもどんどんご紹介していきますね!
 
ちなみに、「京都のことわざ」は京都検定の出題範囲にもなっていますから、この機会にたくさん覚えて京都検定にチャレンジしてみてください!
 
こんこん!
 
 
参考文献:京都・観光文化検定試験公式テキストブック(淡交社)