静かな春のひとときを。
渉成園
京都駅から歩いて行ける静かな桜の名所を訪れよう!
静かな春のひとときを。
渉成園
京都駅から歩いて行ける静かな桜の名所を訪れよう!

気付けば日差しが強くなって、少し歩くだけで汗ばむ季節になりましたね。
こんな時期になると、あのやさしい桜の季節がふっと恋しくなります!
京都には清水寺や東寺、平野神社など、桜の名所がたくさんあります。
琴子さんはこれまで随心院、原谷苑、哲学の道、平安神宮でも桜を楽しんでいますね!
春の観光シーズンになると、紅葉の時期に負けないくらい、たくさんの人でにぎわいますよね。
でも、その分バスや地下鉄が混み合って、ちょっと疲れてしまう……そんなふうに感じることもあるのではないでしょうか。
そんなとき、足を向けたくなるのが、渉成園。
最近琴子さんも訪れたようです。
「夢と知りせば 4-1 花の下にて『渉成園』」でその様子が見られますよ!
京都駅からほんの数分。
けれど門をくぐれば、そこはまるで別の時間が流れているような静けさがあります。
○渉成園

○長く桜を楽しめる

渉成園のいちばんの魅力は、桜が長く楽しめること!
早咲きの桜から遅咲きのものまで、種類がとても豊富です。
ソメイヨシノにヤマザクラ、ベニシダレ、シュゼンジカンザクラ、そしてボタンザクラ。
それぞれが少しずつ時期をずらして咲いていくので、3月の中旬から4月中旬まで、まるで桜がリレーするように咲き継いでいきます。
街中でこんなふうに長く桜を楽しめる場所って、実はけっこう珍しいんですよ!
○桜だけじゃない、庭の楽しみ

園内には、木や石、建物が絶妙に配置されています。
池があったり、石橋があったり、小さな建物があったりと、見どころがたくさん!
こういう風景の中を歩いているだけで心がほっとします。
江戸時代の文人・頼山陽が、その美しさに感動して「渉成園十三景」と名づけたほどなんですよ!
園内の建物はすべて明治以降に再興されたものですが、庭園については、ほぼ当初の作庭状態のまま現存しています。
「十三景」にちなんで「渉成園十三花」とも呼ばれるさまざまな花が咲きます!
春は桜以外にも、ツバキ、枳殻、ツツジ、ホオノキ、キショウブなど、色とりどりの花が咲き誇ります。

名称 | 渉成園(しょうせいえん) |
住所 | 京都市下京区下珠数屋町通間之町東入東玉水町 |
アクセス | JR京都駅より徒歩10分 地下鉄・五条駅より徒歩7分 市バス・烏丸七条より徒歩5分 |
TEL | 075−371−9210 |
営業時間 | 【3月~10月】9:00~17:00(受付終了16:30) 【11月~2月】9:00~16:00(受付終了15:30) |
庭園維持寄付金 | 大人 700円以上、中高生 300円以上、小学生以下 無料 |
URL | https://www.higashihonganji.or.jp/about/guide/shoseien/ |
