秋の彩りを楽しむ!

岩屋寺

山科のお寺で景色と歴史を味わう京都さんぽ!

秋の彩りを楽しむ!

岩屋寺

山科のお寺で景色と歴史を味わう京都さんぽ!

涼しい日が多くなってきたので秋の予定も立てたくなってきませんか?
秋の京都で楽しみたい、もみじ狩り。
色づいた木々に囲まれた石段を見ると、その先にはどんな景色が広がっているのだろうと、上ってみたくなりますね。

今回ご紹介するのは、京都・山科にある「岩屋寺」。
秋の彩りを楽しめるこのお寺には、もみじとあわせて、ぜひ見てほしい風景があるんです。

境内の景色をゆっくり眺めたあとは、「忠臣蔵」ゆかりの歴史にも少し寄り道。
岩屋寺で、秋のお寺さんぽを楽しんでみませんか?

○秋の風景

岩屋寺を訪れると、石段のまわりを彩るもみじが目に入ります。
赤やオレンジ、黄色と、葉の色合いはさまざま。
重なり合う枝を眺めながら歩くと、秋の深まりを感じられます。

そして、もみじとともにおすすめしたいのが、イチョウです。
とくに目を向けたいのは、木の上だけでなく足もと!
黄色い葉が降り積もると、地面いっぱいに黄金色の景色が広がります。

木の根元や句碑のまわりを覆う落ち葉は、まるでやわらかなじゅうたん。
小さな扇のような葉が幾重にも重なり、枝を離れたあとも境内を明るく彩っています。
紅葉というともみじを思い浮かべがちですが、こんな秋の楽しみ方も素敵ですね!
 
イチョウの黄色と、もみじの赤やオレンジ。
その色の重なりを楽しんだら、石段を上って門の向こうへ。
一度後ろを振り返ると、紅葉が門に切り取られ、額縁におさまった一枚の絵のように見えます!
 


紅葉の見頃は、例年11月中旬から下旬ごろ。
色づきや落葉の進み方によって景色が変わるので、訪れた日に出会える彩りをゆっくり味わってみてください。

○「忠臣蔵」ゆかりのお寺

秋の景色を楽しんだら、岩屋寺の歴史にも少しふれてみましょう。

岩屋寺は曹洞宗のお寺で、「大石寺」という別名でも親しまれています。
その名の由来は、「忠臣蔵」の中心人物として知られる大石内蔵助(おおいしくらのすけ)です。

「忠臣蔵」のもとになった赤穂事件は、主君・浅野内匠頭の死後、内蔵助ら赤穂の旧藩士が吉良邸へ討ち入った出来事。
岩屋寺は、討ち入りに至るまで内蔵助が隠れ住んだ地として知られています。

目の前に広がる穏やかな風景の中に、そんな歴史が息づいていると思うと、お寺の印象も少し変わってきますね。

○堂内でふれる、四十七士の面影

岩屋寺を訪れたら、ぜひ堂内も拝観してみましょう!
赤穂四十七士の位牌が祀られているほか、大石内蔵助ゆかりの品々も伝えられています。

文机や槍、茶道具など、残された品から見えてくるのは、歴史上の人物としての姿だけではありません。
手紙を書いたり、お茶を飲んだり。
内蔵助にも日々の暮らしがあったのだと思うと、遠い時代との距離が少し縮まる気がします。

四十七士の木像も、見ておきたいもののひとつ。
一人ひとり異なる姿を眺めながら、それぞれにどんな人生があったのだろうと想像してみるのも、この場所ならではの過ごし方です。
 
歴史に詳しくなくても、まずは気になったものに目を留めるところから。
風景だけでは分からなかった岩屋寺の魅力に、きっと出会えるはずです。

色とりどりのもみじと、足もとに広がる黄金色のイチョウ。
その美しさに心を寄せながら、歴史にもふれられる岩屋寺は、秋の京都さんぽで訪ねたい場所です!
 
「夢と知りせば 2-16 道は一筋『岩屋寺』」では琴子さんも間崎教授と訪れ、歴史から学ぶことができるものは史実だけではないと感じられたのではないでしょうか。
皆さんもぜひ岩屋寺でゆっくり過ごしてみてください!
 
こんこん!

正式名称 神遊山 金地院 岩屋寺
別称 大石寺
山号 神遊山
院号 金地院
宗旨 禅宗
住所 京都市山科区西野山桜の馬場町96
アクセス JR京都駅から山科急行バス、JR山科駅前から京阪バス29番大宅行き
または、四条京阪から京阪バス醍醐ターミナル行き 「大石神社」下車徒歩8分
TEL 075-581-4052
拝観時間 9:00〜16:30

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